FUJIスピードウェイ 50周年記念 コレクション
1966 日本グランプリセット ・1966年 ♯11 プリンスR380 砂子義一選手
・1966年 ♯6 ポルシェ906 瀧進太郎選手
1966年 第3回日本グランプリ
本格的レーシングカーによる日本レースシーンの幕開け
1966年、富士スピードウェイにおいて初のビッグレースとなる「第3回日本グランプリ」が開催された。レースの見どころは、国産初の本格派レーシングカー「プリンスR380」を駆る砂子選手と生沢徹選手を擁するプリンスワークスと、当時ヨーロッパで最新のポルシェ906を駆るプライベーターの瀧進太郎選手による対決。序盤はR380に乗る砂子選手が先行したが、コース上での速さに勝るポルシェの瀧選手が25周目に砂子選手を抜き去り、ついにトップに立つ。
しかし、レース中にピットで行う給油作業時間の違いにより、滝選手は逆転され4位からトップの砂子選手を追い上げることになった。瀧選手はトップの砂子選手より1周1秒以上速いペースで追い上げ、終盤には逆転の可能性もあったが、43周目最終コーナーにてオイル乗りスピンし、リタイア。プリンスR380の砂子選手がトップチェッカーを受けた。
※サイズ表の数値は当店にて計測したものです。
※計測についてはサイズガイドをご確認ください。